2023年もいろいろありました。生成AI活用、上場…ナイルの重大トピックス
2024年が幕を開け、いよいよナイルにとって新たなチャプターがスタートしました。
ミッションである「幸せを、後世に」を達成するべく、今年も積極的にさまざまな挑戦を展開してまいります。
NYLE ARROWSの2024年最初の記事では、昨年(2023年)のナイルはどんな1年だったのか、振り返りから始めたいと思います。
ナイル全体として、また各事業部における大きなトピックスをまとめました。
目次
ナイルの2023年はどうだった?
3年ぶりの新卒一括採用で5名のメンバーを迎えたのをはじめ、前年同様に多くの新しい面々が入社した2023年。
現在の社員数は273人(2023年12月末時点、アルバイトを含む)となり、それぞれが第一線で活躍しています。
ここでは、ナイル全体として大きなトピックスを紹介します。
生成AIの積極的な活用
ChatGPTの登場にともない、世界的に生成AIが注目されるようになりました。
ナイルでは、GPT-4が公開された2023年3月から、全社的に生成AIの活用を積極的に進めています。
全メンバーを対象にGPT-4のサブスク利用料が全額補助されることが決定し、各々が積極的にGPT-4にふれて、生成AIを業務に活用するスキルを身につけられる環境が整いました。
その中で「GAI活用部」なるSlackグループ(2024年1月現在250人以上が参加!)が立ち上がり、生成AIがどのように業務で活かせるかを、職種を問わず各メンバーが情報共有しています。
さらに、社内の業務コスト削減を目指すプロジェクト「Nyle Generative AI Lab(通称:GAI Lab)」が誕生。
コンテンツ制作のコスト削減や、「おトクにマイカー 定額カルモくん」のセールス用トークスクリプト教材の作成など、生成AIを活用することで日々の業務やコストを減らす取り組みが続々と行われています!
「選べる面接官」制度がスタート
2025年新卒採用の本選考において、学生みずから面接官を指名できる「選べる面接官」制度がスタートしています。
一般的に、採用面接にあたって応募者が面接官を指名することはないと思いますが、人生のターニングポイントとなる場において「面接官が誰になるのか次第で…」という学生の不安を払拭し、双方が納得のいく形で選考を進めるために設けられました。
面接が決まった学生に、事前に面接官の候補となる約20名のメンバーが掲載された「面接官サイト」を公開。
面接官メンバーの所属部署や職種、これまでの経験など、各々の価値観がうかがえるプロフィールを見てもらい、自身の面接官に希望するメンバーを複数名選んでもらいます。
それを踏まえてナイルで面接官を決定する…という流れ。
そうすることによって、学生が安心して面接に臨めるようになるほか、面接時に学生との会話がスムーズにできることで選考を行いやすくなるなどのメリットが期待できます。
この制度を通して、2025年にどんなメンバーが入社してくれるのか、今から楽しみです!
DX&マーケティング事業部の2023年はどうだった?
続いて、ナイルの各事業部における2023年のトピックスを紹介します。
まずは、SEOや広告運用、コンテンツ制作などを用いて包括的にデジタルマーケティングを支援するDX&マーケティング事業部から!
YouTubeチャンネル「ナイルTV / WEBマーケティング相談室」が誕生
2023年6月に、ナイルが持つWebマーケティング関連の知見をシェアするYouTubeチャンネル「ナイルTV / WEBマーケティング相談室」が立ち上がりました。
同年10月に著書「10倍はかどるSEOの進め方」を発表したWebマーケターの青木創平をはじめ、現在ナイルで活躍するWebコンサルタントやコンテンツディレクターが登場し、SEOやサイト改善、コンテンツマーケティングのノウハウ、生成AIの活用方法などについてご紹介しています。
立ち上げから5ヵ月でチャンネル登録者数は1,000人を突破!
悩めるWebマーケティングに携わる方々のお役に立てるよう、日々さまざまなテーマのコンテンツを発信しています。
「生成AIコンサルティング」をスタート
社内における業務効率化の取り組みなどを通じて培った、ChatGPTをはじめとする生成AIの知見。
これを活用し、業務効率化や生産性向上を目指す法人向けのコンサルティングサービスをスタートしました。
生成AIの活用に興味のある企業を中心に、さまざまなご相談をいただいており、先にご紹介した「GAI Lab」とも連携して、課題解決につながるご提案をしています。
生成AIの存在を知っている人は急増している一方、その活用法まではまだ浸透しているとはいえません。
よって、各企業でどのように活用したらいいのか、果たして活用できるところはあるのか…など、具体的な課題まで至らないご相談も少なくありませんので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
メディア&ソリューション事業部の2023年はどうだった?
続いては、アプリ情報メディア「Appliv」などのメディア開発&運営を行うメディア&ソリューション事業部のトピックスです。
新規メディア「かんたん宅食ガイドラクタさん」を立ち上げ
2012年にスタートした「Appliv」を筆頭に、おたすけスマホ情報サイト「Appliv TOPICS」、スマートフォンゲーム情報メディア「Appliv Games」などの既存メディアがある中、2023年は新たなメディアが立ち上がりました。
「かんたん宅食ガイド ラクタさん」は、「楽に、楽しく、食べる」をコンセプトに、宅食・宅配弁当を中心に、食にまつわるさまざまなサービスを紹介しているメディアで、2023年3月にスタートしました。
コロナ禍をきっかけにしたライフスタイルの変化により、需要が増えたといわれる宅食領域にフォーカスしたのがユニーク。
編集部員が各宅食サービスの弁当を実際に食べて味をレビューしたり、サービスを比較したりしているので、嗜好や年齢などに合わせて自分好みの宅食サービスを検討できますよ。
ゲームコミュニティ運用サービス「ギルドロケット」がDiscordの使い方書籍に掲載
ゲームをより楽しく・長く遊んでもらうためのコミュニティ運営サービス「ギルドロケット」が、IP公認コミュニティを成功に導いた国内先行事例として「Discord活用ガイド 基本操作&サーバー設営&活用事例が丸ごとわかる本」に収録されました。
スマートフォンゲームに特化したゲーム情報メディアを運営するノウハウを活用し、スマホゲーム開発企業様向けに、ゲームのリテンションを向上させるための取り組みとして提供しています。
10月には書籍発売を記念したオンラインセミナーに、Appliv Games ビジネスマネージャーの秋保成樹が登壇。
日本国内でもDiscordへの関心が徐々に高まってきているなか、多くの企業の方々にご参加いただきました。
「ギルドロケット」を導入する企業様も増えており、注目度も伸びてきています。
サービスに関するお問い合わせはこちら。
アドフラウド対策「NYLE TRIDE」をローンチ
メディア開発とは別軸で、かねてからメディア&ソリューション事業部で取り組んできたのが、アプリ広告におけるアドフラウド対策の提供です。
アドフラウドとは、成果を不正に水増しして広告主に請求する詐欺行為で、その被害額は年々増加しているといわれています。
そんなアドフラウドから広告主を守り、広告効果を最大化するサービスが「NYLE TRIDE」です。
元々「ピタっとROAS」という名称で提供していたものをさらに進化させたサービスで、アドフラウドに対する包括的な対策をとることが可能に。
進化したポイントは、不正対策の強化はもちろん、複雑な手続きもナイルで代行するため対応工数を減らせるなど、多岐に渡ります。
自動車産業DX事業部の2023年はどうだった?
最後は、新車・中古車のサブスクリプションサービス「おトクにマイカー 定額カルモくん」(以下、定額カルモくん)を運営する、自動車産業DX事業部の2023年のトピックスです。
サービス開始5周年&累計申込者数20万人突破
2018年にサービスを開始した「定額カルモくん」が、2023年1月に5周年を迎えました!
さらに、累計申込者数が20万人を突破したこともアナウンスしています。
新車だけでなく多くの中古車を取り扱っていること、年単位で自由に選べる契約期間、充実したメンテナンスプランといった強みがありつつ、Webや電話での接客に加えて、全国の加盟店での対面接客も開始するなど、お客様の満足度向上につながる取り組みを継続中。
ますます便利に進化する「定額カルモくん」にご期待ください。
3年契約で新車を持てる「カルモ スリー」の提供を開始
物価の高騰にともなって経済状況が厳しくなっている昨今、新車価格は年々上昇しており、自動車購入のハードルはますます高くなっています。
このような状況でも、安価な月額料金でクルマを持つことができるサブスクサービスを展開してきた「定額カルモくん」ですが、これまでは7年以上の長期契約が主流だったため、短期契約をご希望のお客様も多くいました。
「試しにクルマを持ちたい」「その時々の自分に合ったクルマを選びたい」「最新のクルマに乗り続けたい」といったニーズに応える形で、3年契約の新車サブスクサービス「カルモ スリー」の提供を2023年11月にスタートしています。
人気車種の新車をラインナップしていること、支払い総額が購入するより安い(※)など、さまざまなメリットがある「カルモ スリー」で、クルマを所有することが身近に、楽になるはずです!
※車両本体価格とカルモ スリー3年プラン支払総額の比較。
ナイルはついに上場。「幸せを、後世に。」を実現すべく歩みを続けます
2023年12月20日、ナイルは東京証券取引所グロース市場へ新規上場いたしました。
2024年からはまた新たなチャプターがスタート…とはいえ、引き続き「幸せを、後世に。」をミッションとし、日本のDX課題を解決する「産業DXカンパニー」として社会に根付く事業づくりを展開してまいります。
そしてNYLE ARROWSでは、2024年もナイルの組織やメンバーの活躍にまつわる情報をお届けしていきますので、どうぞお楽しみに!
※本記事は2024年1月17日に公開しており、記載情報は現在と異なる場合がございます。