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これからのカルチャーを作る。ナイルが3年ぶりに新卒採用を復活させる理由

Culture
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2019年に新卒一括採用をストップして以降、即戦力となる中途社員の採用や、人事制度の拡充と組織力の強化に力を注いできたナイル。人事組織、現場組織双方の受け入れ体制が整ったことから、5年後、10年後のナイルを牽引する人材を採用するため、3年ぶりに新卒採用を復活することになりました。新卒採用を率いるのは、これからのナイルの企業文化づくりを担うカルチャーデザイン室です。

3年ぶりの新卒採用にかける思いから、新卒採用がカルチャーデザイン室の役割である理由、新卒学生に求めることまで、代表取締役社長の高橋飛翔と、執行役員でカルチャーデザイン室室長の宮野衆に聞きました。

宮野衆(みやの しゅう)
執行役員 人事本部 カルチャーデザイン室 室長
明治大学を卒業後、2007年新卒で株式会社VOYAGE GROUP(現・株式会社CARTA HOLDINGS)に入社。アドセールス担当、マネージャーを経て、2010年にコーポレートカルチャー室を設立。2017年10月よりCCO(Chief Culture Officer)に就任し、カルチャー・人事領域を担当。2021年9月にナイルへ入社。カルチャーデザイン室を立ち上げる。同年12月に執行役員へ就任。カルチャー醸成や企業ブランディングを中心に、採用企画、広報、総務、組織活性化などを担当する。

“事業成長ファースト”の3年間を経て、新卒採用をリスタート

――まずは、2019年に新卒採用を一旦停止とした背景から教えてください。

高橋:理由は大きく2つあります。
1つは、事業成長を優先するため。モビリティ領域における新規事業が大きく伸びたことから、即戦力となる中途採用にフォーカスして年間100名以上を採用できる体制を作りました。

もう1つは、人事組織が未熟だったこと。当時は人事専任の管掌役員がおらず、新卒採用後の育成は現場任せになっていました。生え抜きの社員を定着させ、戦力化するには、彼らを組織全体で育成する機能が不可欠です。
そこで、事業役員だった土居(健太郎)を人事専任役員とし、まずは「事業家集団」としての組織づくりに取り組むことにしたのです。

<人事責任者・土居が登場する記事(一部)>

――丸3年のあいだに、2つの課題をクリアできたということでしょうか。

高橋:新規事業の「おトクにマイカー 定額カルモくん」を運営する自動車産業DX事業は、2020年から2021年にかけて260%超の急成長を達成し、既存事業のマーケティングDX事業本部も安定的な成長を続けています。
組織については、評価制度や給与の考え方のオープン化をはじめ、マネージャーの育成環境やメンバー向け研修制度の整備、人事制度の拡充などに取り組み、オープンワーク株式会社が運営する社員口コミ情報サイト「OpenWork」ではIT部門総合5位(2022年1月4日現在の順位)を獲得しました。

高橋 飛翔

年間100名以上を採用できる採用チーム、入社後のオンボーディングや育成を担うHRBPチームができ、人事組織も厚みを増しています。また、2021年に宮野さん率いる「カルチャーデザイン室」を立ち上げたことで、中長期的な組織づくり・カルチャーづくりの足掛かりもできました。
3年に渡って、事業成長と、事業家集団としての組織づくりを両輪で回してきた結果、新卒採用再開の機は熟したと考えています。

<参考記事>

――新設されたカルチャーデザイン室の役割と具体的な取り組みについて、室長の宮野さんから教えていただけますか。

宮野:これまでの歴史の中で培ってきたカルチャーを軸に、さらなる発展を実現するための新しいカルチャーを戦略的に作っていくことがカルチャーデザイン室のミッションです。
具体的には、以下の4つの領域を担当しています。

  • 1.組織活性化
  • 2.広報
  • 3.採用企画(新卒採用)
  • 4.総務

この4領域を一気通貫で担うことによって、これからナイルが作っていくカルチャーを効率的に社内外に展開し、ブランディングしていくことができます。カルチャーが社内にしっかりと浸透することで、さまざまな決断に対しての意思決定のスピードが早まりますし、権限移譲がより進んでいくと考えています。

高橋:宮野さんは、前職はVOYAGE GROUPの執行役員CCOとして、組織カルチャーを作ってきた人。豊富な知見で、ナイルのカルチャーづくりをリードしてくれることに期待しています。

ナイルのカルチャーを競争力の源泉に

――そして、これから新卒採用を担うのがカルチャーデザイン室になりますね。

高橋:持続的な組織を作る上で、ナイルという船に乗っている全員が目的地を共有し、揺るぎない共通の価値観を作ることの重要性は、創業当初からずっと言い続けてきたことです。しかし、優先順位が高いほかの課題の対応に追われて、やり切れていなかったのが実情でした。

そこで立ち上げたのがカルチャーデザイン室です。この部署が新卒採用を担うことで、ナイルのカルチャーを理解し、浸透させていく存在となる新卒メンバーを採用し、カルチャーの強さを競争力の源泉としていくことができると考えています。

宮野:吸収力と成長力がある若い人材が最初にナイルのカルチャーを理解してくれれば、彼らは日々の活動の中でみずからカルチャーを体現し、自分の言葉でカルチャーを発信し、その浸透を促進してくれるようになります。新卒メンバーの存在は、カルチャーを築き、強化していく上でとても重要。そういう意味で、ナイルの企業文化づくりの根幹となるカルチャーデザイン室が中心となって新卒採用を行うのは、理にかなっていると思います。
ちなみに、今回の新卒採用プロジェクトには50名(これは社員数全体の1/4)以上の社員が関わっており、全社を挙げて一丸となって、新卒採用に向き合っていきます。

宮野 衆

――これから採用する新卒メンバーに期待することは何でしょう。

高橋:「あの人は〇〇社っぽい」「その考え方は〇〇社らしい」という表現がありますよね。この表現で共通の認識を得ることができるのは、社員の価値観や態度、振る舞いが「〇〇社のイメ―ジ」として確立されているからです。新卒メンバーには、数年で事業成長を牽引する中核になり、「ナイルっぽい」を体現する存在になってほしいですね。

あわせて、事業を成長させていく気概を持って入社してくれることを期待しています。そもそもナイル自体が学生起業で始まっているので、新卒で会社を作ってきたようなもの。これまで採用した新卒メンバーも、デジタルマーケティング事業やメディアテクノロジー事業の執行役員になるなど、ナイルの成長をリードしてくれています。
このように、これからの新卒メンバーも事業家マインドを持って、主体的に事業の成長に関わっていってほしいですね。

<ナイルへ新卒入社後、執行役員となったメンバーが登場する記事>

宮野:新卒メンバーの成長は、組織にとってとても大きいもの。スキルも経験も少ない彼らが飛躍的な進化を遂げ、組織全体に活力をもたらすことは珍しくありません。新卒同期のメンバー同士が互いの仕事ぶりをカンフル剤にして切磋琢磨し、事業成長と企業の進化に貢献してくれることも多いでしょう。

そうした貢献度の高い社員になるには、フィードバックを真摯に受けとめる率直さと愚直さが必要です。最近だと学生起業なども含め、さまざまな事業経験を積んでいる人がいるかもしれません。けれども、まずは先輩のアドバイスを素直に聞き入れて動ける人が、大きく成長する可能性は高いと思っています。加えて、愚直に結果にコミットすること。この両方が重要かなと思いますね。

事業に本気で向き合う新卒メンバーの成長を後押しする制度も拡充

――今、このタイミングでナイルに入社することのメリットはどういうことでしょう。

高橋:猛烈に事業成長している組織を中から見る機会は、そう多くありません。今のナイルの規模感でそれを体感できることは、新卒メンバーの人生においてとても貴重な経験になるはずです。

ナイルには、マーケティングDX事業本部にデジタルマーケティング事業とメディアテクノロジー事業があり、これに加えて自動車産業DX事業があります。この3つの事業部があることで、常に新しいことにチャレンジし続けられる環境も、一人ひとりの成長の呼び水になるでしょう。

こうした刺激的な環境を支えているのが、10数年のキャリアを経て成熟した役員陣による安定した経営です。この刺激と安定の共存が、今ナイルにジョインする最大のおもしろさではないでしょうか。

――事業に本気で向き合える環境も整ってきましたね。

高橋:すでに数名の執行役員が誕生している、経営会議への参加制度「NNX」をはじめ、活躍人材の異動希望を100%実現する制度や起業時に出資確約する制度など、経営・事業・組織づくりに関わる「事業家力」が身につくさまざまな制度を用意しています。これからも、事業や組織の成長だけでなく、個人の成長やキャリア支援につながる制度をつくっていく予定です。

<ナイルの制度にまつわる記事はこちら>

宮野:創業からこれまでの15年間で培ってきた組織力やデジタルマーケティングのノウハウがありつつ、直近ではモビリティ領域でスタートアップ的な成長を遂げているナイルは、いわば「ハイブリッドスタートアップ」
安定した成長の中でナレッジを習得しながら、スタートアップさながらの非連続的な急成長のダイナミズムを味わえる今は、新卒社員にとってとても魅力的なタイミングなのではないかなと思います。

もちろん、会社として次のフェーズに進むための強いカルチャーづくりも、今だからこそ味わえるおもしろさです。強いカルチャーを作っていくための余白は十分にあるので、ぜひ多くの方に飛び込んできてほしいですね。