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迷ったらワイルドな道を。キャリアの転換期でもやりがいを諦めない意思決定の本音

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結婚や出産、育児をきっかけとしたキャリアの転換期は、人生に大きな影響を及ぼします。キャリアのジェンダーギャップ解消が推奨される昨今でも、折り合いのつけ方に悩む女性は少なくありません。時短でもできる仕事、休んでも誰かがカバーできる仕事に業務範囲を限定することが「女性にとっての働きやすさ」とされる風潮に対して、違和感がある女性も多いでしょう。

2021年に入社した栗原真由もその1人。どんなライフキャリアを実現するためにナイルを選んだのか、選んでみてどうなのか――育児と仕事に向き合う女性の本音を語ってくれました。

人事本部 中途採用ユニット リクルーター
栗原 真由(くりはら まゆ)  
新卒でアパレル会社に入社、販売・人事・営業を経験後、人事のキャリアを歩みたいと100名ほどのWebベンチャーに入社。採用担当として、新卒採用と中途採用、育休復帰後は労務担当。2021年8月にナイルへ入社。週末は3歳の子供と遊びまわる。

ライフステージに合った、柔軟な働き方を選べる環境を探していた

――まずは、ナイル入社までのキャリアから教えてください。

新卒でアパレル業界に入り、店頭での販売員、営業、人事を経験しました。入社4年目で新卒採用担当になり、全国を飛び回った後に営業へ異動しています。営業もやりがいはありましたが、人の人生を後押しする人事の仕事に強く惹かれ、人事のキャリアを極めたいと思って最初の転職をしました。

成長産業の中で、自分もいっしょに成長していきたいと思いからWeb企業を選んで、新卒採用と中途採用に関わった後で産休に入り、労務担当として復帰しました。育児と両立しながらしばらく働き、2度目の転職でナイルに入社したという流れです。

――ナイルに転職するきっかけは何だったのでしょうか。

前職は時短勤務制度もあって、育児との両立という観点では働きやすい会社でした。時間に制限があっても働きやすいような業務内容・業務量に調整してくれたり、子供の発熱などで急に休んでもカバーし合える体制を構築してくれたり…。

ただ、私にはそのように調整ありきでの業務に、少し物足りなさを感じでいたんです 。加えて、チャレンジに慎重な社風であることにも、満たされない感じがありました。

子供はとても大切な存在ですが、生活のすべてを子供中心に回そうとすると、自分のキャリアを諦めるしかありません。子育て中だからといって社会的な役割を制限するのではなく、ライフステージに合った柔軟な働き方を選べる環境なら、自分自身の人生や生きがいを諦めずに済むのではないかと思いました。

――では、そうした社風がナイルを選んだ大きな理由のひとつですか。

そうですね。働く環境の柔軟さに加え、一人ひとりに裁量権を与えてさまざまな業務を任せてくれそうなところにも魅力を感じました。

レガシー企業で働いた経験のある方には共感してもらえると思うんですが、縦割りで、過去のやり方にとらわれるところがあると、会社と個人の成長につながらないタスクでも慣習化していて排除しにくいことがあります。

ナイルの場合、表面的な慣習より本質を追求したり、慣習に対して意見し合えたりする風通しの良さがあって、「やるべきこと」に集中できそうだと思ったことも理由としてありますね。

一人ひとりが当事者意識を持つ、主体性の高い組織

――ナイルに入社されて、今はどんな業務に取り組んでいますか。

私は人事として、デジタルマーケティング事業部のWebコンサルタント、マーケター、セールス職を中心に採用を担当しています。時期によっては面接が多くあるなどハードな局面もありますが、たいへんさよりもナイルの底力のようなものが感じられて、うれしいんですよ。

面接数が多いということは、ナイルに興味を持って応募してくれる方がたくさんいて、その中に面接に進む優秀な人材がたくさん含まれているということ。すごくありがたいし、誇らしいことですよね。

最近では個人でTwitterの運用も始めました。面接でお会いする候補者だけに向き合うのではなく、今後はTwitterやオウンドメディアなどを通じた自主的な発信からナイルの魅力を感じて、応募してくれる方が増えたらうれしいですね。

――実際に働いてみて、ナイルはどんな組織だと思いますか。

一人ひとりが当事者意識を持って、自分の色を出しながらミッション達成に向けて走っている、主体性の高い組織だと感じます。一方で、仲間を助けるために積極的にコミュニケーションをとる風土もあって、本当に良いメンバーに恵まれたと思っています。

良いことばかり言っているようですが、チームはもちろん、会社に対しても「良い組織だな」と思うことが本当に多いんですよ。

面接に同席しているときに聞いたエピソードでハッとさせられたのは、「クライアントの成功を第一に考えて、できないことはできないと言う」とか、「ナイル以上にクライアントのニーズを満たせる会社があればそこにつなぐこともある」という話。数字だけでなく本質を見据えた仕事をしているのがよくわかって、候補者以上に私がアトラクトされている感じです(笑) 。

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――他部署のメンバーと接する機会も多いんですね。

部署横断のプロジェクトや、ワークスペースのメンバーなら誰でも閲覧・参加できるSlackのオープンチャンネルを通じた情報発信などが積極的に行われているので、直接的・間接的な接点を通して他部署のメンバーを知る機会は多いですね。

出社している日は、他部署の人とランチに行くこともよくありますし、時勢を考慮しながらではあるものの懇親会も開催されているので、オンラインでも会社の一体感は感じられます。

拡大フェーズの会社にいるからこそ、“戦略人事”的な立ち位置に進みたい

――これまでのお話から、積極的に業務と向き合われていることが感じられましたが、育児との両立はうまくできていますか。

教育でも食事でも、時間とお金をかければいくらでもやれることがあるのが育児なので、「本当はあれもしてあげたいな」「これもやりたいけど、できていないな」と思うことはよくあります。

でも、育児に完璧はないのも事実。たとえできることが限られていても、毎日限られた時間で精一杯子供と向き合っている今、私自身はこれがベストな両立の形だと納得しています。

――会社の制度は有効活用できていますか?

ナイルはコアタイムなしのフレックスタイム制とリモートワークを導入しているので、自分のライフスタイルに合わせて、子供と柔軟に向き合えているなと感じます。

朝は子供を保育園へ送るために、遅めに業務を始めるのもアリですし、夕方らいに一旦抜けて、子供のお迎えとご飯を済ませたりすることもできるんです。私だけでなく、上長やほかのメンバーのカレンダーに「お迎え」の予定が入っているのをよく見かけますね。

――最後に、今後のナイルでのキャリアにおいて、どんな未来を描いていますか。

拡大フェーズにある会社において、採用は肝になる部分。まだキャリアの道筋は確立できていませんが、少しずつ経営目標や事業に対する解像度を高め、その実現に向けて採用を推進する“戦略人事”的な立ち位置に進みたいと考えています。

目の前のタスクをこなすだけでなく、ナイルの事業計画と人的マネジメントを関連付けて、組織を構築できたらいいですね。

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――ナイルに入社を検討している方へ、メッセージをお願いします。

振り返ってみると、私はこれまで、取り繕って良い面を見せようとしたり、必要以上に周りに気を使って精神的に疲弊したりしながら働いてきました。ナイルに入社して感じるのは、自然体で、のびのびと自分らしく働ける会社が最も自分の能力を発揮しやすいということ。

これから応募される方は、ぜひ自然体の「自分らしさ」を大切にしてほしいです。ナイルの社風に自分の性格がフィットするかどうかを考えるためにも、面接でも飾らず素で話していただけたらうれしいです。

迷ったら、よりワイルドに見える道を選んだほうが楽しくて、価値ある体験ができるというのが私の考え方。やりたいこと、やってみたいことを諦めないで、転職を機にキャリアをより良い方向に変化させていきましょう。