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【ナイルって実際どう?】社内外のエキスパートから助言を得てスキルアップ!分析を軸に課題解決を担うサイト改善ユニット

ナイルへの転職を検討してくださっている方に「ナイルに転職した人の本音」を伝える連載の第3弾。
今回は、クライアントのデジタル課題を解決するための調査・仮説検証・提案などに広く関わる、デジタルマーケティング事業部のサイト改善ユニットで活躍するWebコンサルタントの2人に、ナイルの取締役・人事本部長である土居健太郎が直撃しました。綺麗事ナシでありのままの本音を話してもらっています!

<【ナイルって実際どう?】バックナンバー>
【ナイルって実際どう?】SEOの守備範囲は“いわゆるSEO”を超える―Webコンサルタント・経験者編
【ナイルって実際どう?】実践の場でコンサルティングの幅を広げることが成長の肝!―Webコンサルタント・未経験者編

デジタルマーケティング事業部
サイト改善ユニット Webコンサルタント

橋本直樹(はしもと なおき)
前職はWeb制作会社にてディレクション業務に従事。広告運用・サイト制作・分析などの支援を行う。2020年にナイルへ入社。BtoB、BtoC問わず、サイトのボトルネック調査・CVR改善をはじめとしたWebコンサルティングを担当する。

たかちゃん
※恥ずかしがり屋のため、ニックネームでの登場になります
Web制作会社にてWebデザイナー、マーケティング担当を経てナイルに入社。 デザイナーとしてのUI/UX改善経験、マーケターとして事業推進を行った経験を活かし、お客様のビジネス活性化に向けたWebコンサルティングを行う。

新しい強みを探して、あえてチャレンジングな領域へ

――まずは、お2人のナイル入社以前の経歴と、転職を考えたきっかけから教えてください。

たかちゃん:Web制作会社と事業会社で、10年以上Webデザイナーとして働いていました。転職を考える大きなきっかけがあったわけではないんですが、長く制作側にいると、自分の伸びしろの限界が見えてきてしまって。それで、何か新しい強みが欲しいなと思って、転職活動を始めました。

橋本:前職では、クライアントのサイト運用や分析など、ディレクション業務を担当していました。仕事内容は今の仕事に近いものの、お客様との接し方は大きく異なっていて、広く浅いお付き合いになることが多かったんですね。そうなると、自分の仕事の成果が見えにくいんです。
結果として自分のやり方や考え方に自信が持ちづらかったので、自分の判断の裏付けになる高い専門性を身につける必要があると考えて、転職を決めました。

――強みを身につける上で、あえて専門分野以外の領域にチャレンジしたところは2人とも似ていますね。新たな軸として、数値を分析して顧客課題を解決する仕事を選んだのはなぜですか。

橋本:データを活用してクライアントの課題を解決する仕事なら、お客様と深く関わって、その事業成長に貢献している実感が得られるのではないかと思ったからです。専門性の高さも魅力でした。

たかちゃん:私の場合は、Webデザイナー時代にも、アクセス解析をしたり、BIツールを使って改善のためのPDCAを回したり、といったことには自己流で取り組んでいたんです。
その当時から漠然と「こういう仕事をメインにしたい」と考えていたので、新しい領域へのチャレンジを考えたときに真っ先に思い浮かんだのがこの分野でした。

たかちゃん

――未経験からのチャレンジには、不安もあったと思いますが…。

たかちゃん:もちろん、最初はとても不安でした。面接の際、ユニットマネージャーの清水(拓也)が「未経験者が一人前になるまでのアシストもマネージャーの仕事だから、いっしょにがんばっていきましょう」と言ってくれなかったら、すぐには決断できなかったかもしれません。

橋本:僕も、面接で清水さんとお話したことが入社の後押しになりました。個人的な共通点があって意気投合して、けっこう話が盛り上がったんです。
今の自分の課題をいろいろとお話しする中で、清水さんが「自分と重なるところが多い」と言ってくれて、キャリアの道しるべを見つけた気がしたので入社を決めました。

<サイト改善ユニットマネージャー・清水拓也が登場した記事>
課題に真っ向勝負できるムダのない環境 中途入社アナリストが感じたデジマの本領

予算配分を含め、ビジネスに直結する提案をすることも多い

――入社してみて、イメージとのギャップはありましたか。

たかちゃん:Google AnalyticsやExcelでデータを集計・分析したり、レポーティングしたりするような理系の仕事をイメージしていたんですが、実際は顧客体験やUI/UXの話をすることのほうが多くて、その点は良い意味でのギャップでした。
分析から改善提案まで行いますので、お客様ともたくさんやりとりしています。面接のときに「制作側にいた人のほうが、実は向いている仕事かも」と言われたのはこういうことだったのか、と実感しているところです。

――なるほど。UI/UXの話になると、Web制作やデザインの経験や知見が活きてきますね。橋本さんはどうでしたか。

橋本:面接のときに、クライアントワークにはこれからも携わっていきたいと伝えていたので、想像通りの仕事ができています。たかちゃんさんが言っている通り、お客様や社内の案件担当者と都度相談しながら進めていくことが多いので、一人でもくもくと仕事をするのが苦手な僕にはとても良い環境ですね。

橋本直樹

――内外の関係者とのコミュニケーションが多いんですね。一人で作業する時間とのバランスはどんな感じですか。

橋本:アクセスログを解析したり、さらにはそこから提案内容をまとめたりする作業の時間が全体の6割くらいでしょうか。残りは、社内でのコミュニケーションが2割、お客様とのコミュニケーションが2割です。

たかちゃん:データ取得もそうですが、取得したデータを元にどうすれば数値が上がるのかを考えて提案内容に結実させる必要があるので、より良いアウトプットのために「考える」時間も長いですね。

――いわゆる“アナリスト”ではなく、データに基づいたサイト改善提案を行うWebコンサルタントなわけですね。単独でサイト改善だけするのと、大きなプロジェクトの中の一つとしてサイト改善をするのとでは、どちらが多いんでしょう。

たかちゃん:自分だけで完結する仕事もありますが、SEOコンサルタントをはじめ、社内のさまざまな職種の人たちとプロジェクトを組んで、新しいコンテンツを作りつつ、サイト改善もしていくような関わり方のほうが多いです。全体の8割くらいはそうですね。
一方で、SEOが内製化できているお客様からは、分析だけ依頼されるケースもあります。

――プロジェクトの中では、具体的にどんな役割を果たしているんですか。

橋本:CVRをどう上げるか、といった視点で改善の提案をしています。SEOコンサルタントと協力して取り組んでいる案件では、ボトルネックになっていたお問い合わせフォームのUI/UXを改善して、CVを2倍に引き上げることができました

たかちゃん:「ここはSEOをがんばったほうがいいです」とか、「この広告は成果が上がっていないので、別のところに予算を充てましょう」といった集客施策の話もよくしますよ。予算配分を含めた、ビジネスに直結する部分にも関われるのは、やりがいのひとつですね。

これまでに私が担当した教育業界のお客様の場合は、集客用メディアに訪問したユーザーはCVする前にサービスサイトで比較検討するという動きが見られたため、サービス紹介の個別ページを作成することをご提案しました。その結果、CVが10%増加した例があります。

先輩やエキスパートの豊富な知見と経験を享受し、成長できる

――少し話題を変えて、サイト改善ユニット内のコミュニケーションについて教えてください。

たかちゃん:週に1回、ユニットのメンバー全員が参加でナレッジ共有のミーティングをしています。そこでは、新しいツールのことや、自分の担当案件で行った施策の成果など、一人が出したお題に対してみんなで意見を出し合っているんです。
プロジェクト単位で動いていると、どうしても仕事の進め方が属人化しがちなので、定期的にほかのメンバーのやり方を聞くと、いい刺激になりますね。

橋本:サイト改善ユニットはたどってきたキャリアもさまざまなメンバーが集まっているので、バックグラウンドが違うと数字の見方も違うなと感じます。なので、メンバーそれぞれのやり方を聞くことで自分の引き出しも増えていますね。

また、上長の清水からのフィードバックはもちろん、USのAdobe本社でAdobeAnalyticsの開発にも携わったナイル顧問・清水誠さんの研修も、とても役立っています。
清水誠さんには、週に1回ユニット全体の研修をお願いしているほか、個別で1週間に1時間程度の時間をもらって担当案件の相談をしているんですよ。

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――メンバーから知見を得られるだけでなく、社外のエキスパートから直接アドバイスをもらえるのはいいですね。そうした研修や実務の中で、具体的にどんなことが身につきましたか。

橋本:数字から仮説を立てるスキルや、ページ内のコンテンツを定量分析しながら定性的な文言の部分にも介入していくテクニックなどですかね。
そのおかげで、少しずつユーザー心理と数値が一致する分析ができるようになり、提案がクライアントの事業成長に寄り添ったものになりつつあると思います。とはいえ、もっと勉強しないといけないといけませんが。

たかちゃん:データを定量的に判断して、改善施策に優先順位をつける力がつきました。また、ある数字に対して、それが高いのか低いのかを経験則から判断し、改善の意義や改善によって得られる効果などを提示できるようになったのも、ユニットでの学びの結果だと思います。

――自分でも成長が実感できているのはいいですね。では、ナイルでの働き心地はどうでしょう。

たかちゃん:入社したときはすでにコロナ禍で、リモートワークが中心だったのですが、それがコミュニケーションに影響することはほとんどなく、働きやすい環境だと思います。

橋本:コロナ禍でも、オンラインでちょっとした社内イベントを開催してくれて、社内のメンバーと交流を深められたのが良かったですね。

たかちゃん:仕事面では、慣れるまではどうしてもハードワークになるものの、ペースをつかめば自分の裁量で柔軟に働くことができています。工数を抑えて品質を上げる工夫は、これからも怠らないようにしたいですね。

――ナイルのメンバーはどういう印象ですか。

たかちゃん:ユニットのメンバーはみんなホンワカ系。定期的なミーティングのほか、月に1度はランチに行ったりして、人間関係におけるストレスはまったくありません。ナイルは全体的に穏やかな人柄のメンバーが多いので、中途入社でも馴染みやすいと思います。

橋本:ユニットのメンバーは、もう家族に近い感覚ですね(笑)。各案件で関わる事業部のほかのメンバーも親しみやすい人が多いので、特に困ったことはありません。

――サイト改善ユニットで働くなら、どんな人が向いていると思いますか。

たかちゃん:Webサイトだけではなく、人間関係でもなんでも、人の行動原理や心理が気になって態度変容の理由を考えてしまうような人に向いていると思います。
自分にまったく関わりのなかった業界の案件を担当する機会も多いので、知らない分野に興味を持って取り組めることも大切な要素ではないでしょうか。

橋本:僕は、大きく2つあると思っています。
1つは、やり抜く力がある人。質の高い改善提案をするには、妥協せずやり抜くしかありません。アウトプットの質にこだわることは、とても重要な能力だと思います。
もう1つは、素直な人。社内の先輩や、清水誠さんのような“その道の先駆者”からフィードバックをもらえる機会もあるので、それを素直に受け取って前向きにスキルを磨いていけば、必ず成長することができますよ!

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