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キャリアの限界に抗いたい人へ──上場したての“伴走型”経営管理でできること

キャリアパスに頭打ち感があったり、新たな学びが得られなかったりすると、仕事に対するモチベーションが低下してキャリアの停滞につながります。
停滞が長引けば、自尊心が傷つくばかりか、本来得られたはずの成長機会を逃して市場価値が低下してしまうかもしれません。

今いる組織の中に理想のキャリアパスが見えないなら、「組織の外」に道を求めるのも一つの手。
約10年前、ナイルに経理として入社した麻相田真也も、自身のスキルの幅を広げられる環境を探して外の世界に道を求めたと話します。

経理と経営企画がタッグを組む「経営管理ユニット」が立ち上がり、ナイルで実現できるキャリアの可能性はさらに広がったという麻相田。
彼は、ナイルの東京証券取引所グロース市場上場を目指して立ち上がった「IPO推進プロジェクト」の中心メンバーとしても活躍し、2023年12月の上場後に行われた全社表彰式でMVPを獲得しています。

今回は、現状のキャリアに閉塞感を抱えている人に知ってほしい、ナイルの経営管理について話を聞きました。

麻相田真也(あそうだ しんや)
コーポレート本部 経営管理ユニット マネージャー
会計事務所にて、クライアントの決算や税務などに従事した後、2013年12月にナイルに入社。経理担当として決算や開示資料作成、監査法人対応など、経理全般を幅広く担当。2023年に経営管理ユニットを立ち上げる。

新生「経営管理ユニット」で、より事業成長に並走しやすくなった

──まずは、2023年下期の表彰式でMVP受賞おめでとうございます!IPO推進プロジェクトでの獅子奮迅の活躍が記憶に新しいです。

ありがとうございます。
一般的に、こういった全社のイベントで表彰されたり、高く評価されたりする機会が多いのは、数字という成果が見えやすいフロントオフィスで、バックオフィスは日が当たりづらい部門だと思います。

でも、ナイルはどの職種のメンバーも平等に見て評価してくれるので、率直にうれしいですね。

──入社から長く経理を担当されていましたが、2023年からは組織の形態が少し変わったんですね。

そうですね。
私は事業とのより近い距離感を求めて会計事務所からナイルに転職して、比較的早い段階から決算や開示資料作成、監査法人対応などの裁量権を持たせてもらっていました。

2023年からは、経理・財務と営業経理に経営企画が加わった「経営管理ユニット」として、新たな組織編成になり、私がマネージャーを務めています。

──経営管理ユニットは、具体的にどんな業務を担当しているのでしょう。

経理財務は企業決算、営業経理はクライアントへの請求書発行や入金管理が中心です。

経営企画は主にIR担当として、投資家や株主、アナリストといったステークホルダーに向けて、ナイルの経営戦略や財務状況を伝えたり、逆にステークホルダーの意見を吸い上げて経営陣に報告したりする役割を担っています。

──経理と経営企画が同じチームの企業はそう多くないですよね。どんなメリットがあるんですか?

そもそも経営企画は、企業の中長期的な成長に向けた戦略を経営陣とともに策定し、その実現に向けた計画の立案や経営資源の配分をする仕事です。
計画の実行に必要な予算や人員を確保し、計画を各部署の実務に落とし込んで予実管理をする役割を担います。

よって、経営企画には、戦略立案に必要な経営指標を財務諸表から読み取る会計・財務の力が必須で、経理との親和性が非常に高いんです。
経理のキャリアパスのひとつとして、経営企画へのステップアップを考える人も多いと思います。

判断の根拠になるデータを出してもらうために経理とやりとりすることも多く、ひとつのチームになることによって業務が非常に効率化しました。

──確かに一気通貫で見られそうですね。

ベンチャーならではのスピード感がある組織で、さらに管理側が事業に伴走していく方針なので、「事業ファースト」が実現しやすくなったと感じています。

──ナイルの管理部門は、事業側との距離の近さが特徴ですよね。

ナイルのコーポレート本部のミッションは、「事業成長 全力支援」。
管理ファーストではなく事業ファーストで、事業成長を実現するための方法をいっしょに考えていく組織です。

私自身、事業側に近い組織で働きたいと思って転職しましたが、予想以上の近さですね(笑)。

事業側のメンバーは事業の企画・構想の段階から相談してくれますし、事業部の懇親会に呼ばれることも珍しくありません。
管理部門の一人として動いているというより、事業部のプロジェクトの一員といったイメージです。

良い意味で「管理部」のイメージを覆す雰囲気なので、事業成長に貢献したい人にはぴったりの環境だと思いますよ。

ナイルとともに、経営管理ユニットも成長し続ける

──経営管理ユニットでは、各メンバーの担当領域は決まっているんですか?

基本的に得意分野を担当してもらっていますが、一人ひとりの裁量が大きく、領域をまたいで仕事をすることも可能です。

例えば、経理の知識と経験をベースに経営企画やIRにチャレンジする、といったこともできますよ。

コーポレート本部本部長の長澤の方針に沿って、本人の成長を限りなく支援する姿勢でマネジメントをしているので、みんなオープンに自分の意思を表明して、新しい領域にチャレンジしています。

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合言葉は「事業ファースト」。事業成長に積極コミットする管理部門の心得とは

──スキルの幅を広げたい人や、裁量権を求める人にはぴったりの環境ですね。

そうですね。
上場した今、会社も、その成長を下支えする経営管理ユニットも成長フェーズにあります。

会社が次々と新しいことにトライしていく中、前例がない中で適切な会計方針を考えたり、会計処理のスキームを構築したりすることに魅力を感じる人なら活躍の余地が十分にありますし、仕事を楽しめると思いますよ。

事業の企画段階から経営層が入ることも多いので、「会計処理はこういうイメージを持ってほしい」「予算計画はこうしましょう」といった提言ができるのもおもしろさのひとつですね。

──新たな会計論点が発生するたびに、専門性を発揮しながらさまざまな提案ができるということですね。

そうです。
ナイルは、顧客や市場のニーズに合わせて果敢に新規事業に取り組んでいて、既存事業のバリエーションも豊富なので、新しい会計論点が頻繁に発生します。

特に、自動車産業領域のスキームは市場全体で見ても非常にユニークだと思います。
“車のサブスク”として、最大で11年という長期のカーリース事業を展開していて、さらに独自のメンテナンスプランなども設計してリリースしているので、会計論点の難易度が高いことも多いんです。

経営管理の業務としての広がりは、多角的な事業展開をしているナイルならではですね。

──仕事のマンネリ化とは無縁そうですね(笑)。経営管理ポジションのメンバーには、これからどのような成長を期待していますか?

自分の強みをベースにして、それ以外のところで付加価値を出す働き方をしてほしいなと思っています。

最初にお話したように、経理から経営企画へと領域を広げていってもいいし、両方に同じくらいの軸足を置いてもいい。
もちろん、得意分野を深掘りして裁量を広げていく選択や、マネジメント領域のキャリア選択も応援します。

一人ひとりのキャリアビジョンに沿って、フレキシブルに目標設定していきたいですね。

──ナイルの経営管理ユニットっておもしろそうですね。すごくやりがいがあると思います。

上場したばかりと聞くと、ほぼ体制が固まっていて、やれることが少ないイメージを持つ方が多いと思うんです。
ただ、ナイルは高い成長の可能性がある新興企業を対象としたグロース市場への上場で、これまで以上にストイックに事業にチャレンジしていかなくてはなりません。

事業と経営に伴走する経営管理ユニットも同様です。
ナイルがステークホルダーの期待に応える取り組みを続けていく限り、経営企画にもチャレンジ精神を活かせる局面が多くあると思います。

事業とともに成長し続ける経営管理ユニットで、ぜひいっしょに働きましょう。

ナイルでいっしょに働きませんか?