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「やるしかねぇっす」精神でベストルーキー賞を獲得!2023年新卒メンバーが語る「ナイルでの1年目」

2019年から一時的にストップしていた新卒一括採用を再開し、3年ぶりに新卒社員を迎えた2023年。
学生時代のアルバイトやインターンで高い成果を残していたり、すでにビジネスを立ち上げてマネタイズに成功していたりと、「期待の新人」というにふさわしいメンバーがナイルに新風を吹き込んでくれた1年でした。

希望にあふれて入社した一方で、組織の一員として踏み出した1年目の荒波はそれなりの激しさだったようです。
悩み、考え、時に自分に失望しながらも着実に成長を遂げている、DX&マーケティング事業部の2023年卒メンバーの一人である丹下文貴に話を聞きました。

丹下文貴(たんげ ふみたか) Twitter:@FumitakaTa27176
ホリゾンタルDX事業本部 DX&マーケティング事業部 Webコンサルタント
東京都立大学経済経営学部卒。学生時代は体育会系の硬式野球部に所属して野球に打ち込む一方、友人とアパレルブランドを立ち上げるなど幅広く活躍。趣味は音楽を聴きながら公園を散歩したり、写真を撮ったりすること。ナイルではビール部のほか、野球部にも所属している。

就活生の未来を共に考える、手厚い選考が入社の決め手に

──丹下さんは、Webマーケティングが就職活動時の軸だったそうですね。そもそも、なぜWebマーケティングに興味を持ったんですか?

学生時代、自分が買いたいと思う服がないと感じて、友人と2人でアパレルブランドを立ち上げたんです。趣味のグラフィックデザインや文章で自分の思いを形にするのが好きだったので、「まだ世の中にないなら、自分で作ればいいんじゃないか」と思ったんですよね。

立ち上げ自体はうまくいって、初月は目標枚数の販売を達成しましたが、自分たちのことを知らない層に認知を拡大する段階で壁にぶちあたりました。
それで、ユーザー心理や購買行動を体系的に学べる会社で働きたいと思ったんです。

──ナイルへの入社の決め手になったポイントは何でしたか?

大きく2つありました。

ひとつは、就活サイト「ONE CAREER」が公開していた、代表の高橋が登壇していた動画で、創業時からの強みであるSEOを軸にデジタルマーケティング事業の領域を拡大しながら、既存のWebコンサルティングやApplivなど自社メディアの運営、さらに定額カルモくんといった新規サービスも積極的に展開する事業戦略に興味を持ったことです。
創業事業を大切に育てながら、新たな分野へも果敢にチャレンジする経営に魅力を感じました

もうひとつは、選考の手厚さですね。
ナイルは選考のフェーズが多く、社員の方にたくさん出会う中でナイルを深く理解できたことに加えて、面接やワークテストへのフィードバックがすごく親身な内容だったんです。

僕がナイルに合うかどうかを見極めているというよりは、僕が後悔のない就活ができるようにサポートしてくれていると感じて、一気に志望度が高まりました。

「Webコンサルタントじゃなくて作業者」と指摘され、落ち込んだことも

──では、入社後についてお聞きします。新卒のメンバーは内定後にインターンを経験しているんですよね。どんな段階を踏んで実務に携わっていくんですか?

僕たちの場合、内定者インターンではSEOの基礎知識をインプットする研修を行って、先輩たちのアシスタント業務をしていました。

4月に正式に入社してからは、社会人としての基本的なルールに加えて、ナイル全体の構造や戦略について学ぶ全体研修を受けた後、本格的にOJT(※)がスタートします。

先輩の業務をサポートしながら、業務の流れを覚えてWebマーケティングのいろはを学んでいく感じですね。

※OJT(On the Job Training)…新入社員に対して、上司や先輩が指導役となり、実務を通して業務上の知識やスキルを習得させる手法。

──アシスタント業務も初めてのことで大変だったと思うんですが、丹下さんが特に苦労したところは?

数えるとキリがないんですが(笑)、自分の中でゴールが見えていないのに作業を進めてしまって、「こうじゃない」と何度もフィードバックを受けてしまう…というのが一番苦労したポイントだったかもしれません。

「これでいいのかな…」と思ったら先輩に確認すれば良かったのですが、それをしないまま進めてしまっていたのが良くなかったですね。
どうするのが効率の良いやり方かを失敗しながら学んでいった感じです。

──そして、OJTが終わるといよいよ、実際にメイン担当としてクライアントと接することになりますが、実際どうでしたか?

ガチガチに緊張しました。

今考えてみると、サポートからメイン担当になるにあたって、当初は視点の切り替えがうまくできていなかったんですよね。
プロジェクトのゴールから逆算して必要な調査や施策を展開していく立場になったのに、それぞれの作業を順番通りにこなすサポートの立場から抜け出せていませんでした。

視野狭窄の状態でひたすら作業をさばいているのに気づいた先輩から、「それはコンサルタントじゃなくて作業者だよ」と言われたこともあって…。

──常に俯瞰して、やるべきことを見極めていくのが重要ですもんね。

そうですね。やりたかったマーケティングができている楽しさ半分、SEOという答えがない世界で試行錯誤する苦しさ半分でした。

先輩から何度も同じ指摘を受けたり、何事も想定以上に時間がかかったりして落ち込むことも多かったんですが、「やるしかねぇっす」と自分に言い聞かせていましたね。

ようやく自分の中にWebマーケティングの引き出しが増えてきたこともあって、最近はクライアントのニーズに応じて最適な引き出しを開けて、戦略に落とし込む楽しさがわかってきた感覚があります。

──クライアントと接する中で、手応えを感じることはありますか?

Webコンサルタントとして、ただクライアントにSEOの提案をするだけではなく、「こういうところに困っていませんか?」と、クライアント自身も気づいていない課題を見つけて、提案していくことを心掛けているんです。

そうしたときに、クライアントからポジティブな反応をいただけたときは、やっぱりうれしいですね。

自分のスキルアップと、「ベストルーキー賞」を獲るための並々ならぬ思い

──自分が成長するために、意識して取り組んでいたことはありますか?

主に2つあって、ひとつは積極的に仕事を振ってもらうようにしたことです。
レギュラーで担当している案件もあるのですが、それ以外に単発で受注した案件を自分に任せてもらうよう上長にお願いして。

その分しんどくなることはあったんですが、自分の成長のためと思って、「仕事ください」と言うようにしていました。

もうひとつは、SEOに関する情報発信です。
もちろん実際の業務から学ぶことはたくさんあるのですが、SEOの情報は日々アップデートされていくので、そういったトレンドなどをキャッチして社内のSlackで発信することを続けています。

──Slackで発信しているのを見る私たちも勉強になるので、とても役立っていますよ!

学んだことを言語化することで、自分の中での理解度も深めることができるんですよね。

日報も同じような意味合いで取り組んでいて。
日々学ぶことがたくさんあるので、それを言語化することで吸収も速くなるかなと思います。

──そういった数々の取り組みが評価されて、2024年1月の「ナイルアワード」でベストルーキー賞を獲得されましたね。

ベストルーキー賞はひとつの目標だったので、それが達成できて良かったです。

最新のSEO情報の発信は、もちろん自分の成長のためでもあるんですが、社内の方たちに見てもらうことで自分の存在をアピールして、ベストルーキー賞の獲得につなげる狙いもあったんです(笑)。

結果的に、昨年(2023年)は個人の目標受注額も大幅に上回ることができたのですが、入社当初は、やっぱり新人ですし、いきなり成果なんて出ないだろうと思っていて。

「ナイルアワード」ではメンバーからの投票も加味されるので、いくらがんばっても、そのがんばりが伝わらなければ投票もしてもらえないじゃないですか。

ベストルーキー賞受賞スピーチ中の丹下

──そういう裏のミッションもあったんですね。並々ならぬベストルーキー賞への思いが…。

昔からそうなんですけど、そういった賞みたいなのがあるのに、自分が獲れないのは悔しいんですよ。小さいときから野球をやっていて、常に競争がある環境だったことも大きいと思います。

自分が「ナイルアワード」の壇上に上がれなかったことを想像したら…多少しんどくてもがんばれるんです。

「クライアントの事業責任者」になった気持ちで取り組む

──入社してもうすぐ1年が経ちますが、業務に取り組む中で一番印象に残ったことを教えてください。

OJTでお世話になった先輩が退職されたことです。

資料の見せ方、人への伝え方、いろんなことを教えていただきました。
自分を育ててくれた人、指導してくれた人への感謝を忘れないことと、その感謝の気持ちを発信する大切さもその先輩から学んだことです。

「その人のおかげで何を得て、どう成長したのか」を公の場で言葉にし、相手の評価を上げることでいただいた恩を返す方法があると知りました。

──先輩とのコミュニケーションにおいて、心掛けていたことはありますか?

「フィードバックしてあげたい後輩」でいることですね。
もちろん、厳しいフィードバックをもらうこともあるんですが、そういうときも素直に聞いて、すぐ改善するようにしていました。

フィードバックをもらってふてくされたりしたら、先輩も面倒だと思うし、「どうせ言っても響かないなら言わなくてもいいか」って気持ちになるはずなんです。
それは自分が成長をする上でもったいないですよね。

なので、フィードバックしてくれたことに感謝して、もらったアドバイスを実践して成果が出たら、ちゃんとその方に報告するようにしていました。
成長させたいと思ってもらえる後輩でいようと。

──素晴らしいですね。ちなみに、DX&マーケティング事業部の先輩たちはどういう人が多いんですか?

ナイルの先輩たちは、「大丈夫?助けようか?」とは言わないけれど、新人が自分で考える時間を奪わず、本当に困ったときは全力でサポートしてくれます。
その姿勢が徹底していて、カッコイイですよね。

先輩たちは個性もさまざまなので、自分が各先輩方から吸収すべきことはなにかを意識して探るようにしているんです。
それによって、自分がWebコンサルタントとしてどういう姿を目指すべきかが明確になりました。

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──どういうWebコンサルタントになりたいと思うようになったんですか?

これは上長の早川(晃輔、コンサルティングユニット・マネージャー)さんがおっしゃっていたことでもあるんですが、「クライアントの事業責任者になる」ということですね。
もちろん気持ちの上で。

ナイルの仕事に期待して発注いただいているわけですから、対価に見合った貢献は絶対にしたいんです。
あくまでも僕たちは支援側ではあるものの、やはり自分事として臨まないとクライアントの事業成長にはつながらないと思っていて。

そのためには、事業責任者になったつもりでクライアントと併走できるコンサルタントでいることが重要だと気づきました。

<DX&マーケティング事業部 コンサルティングユニット・マネジャー、早川が登場した記事>

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──確かに、自分事として捉えるのは大切なことですね。そういった意識が、「ベストグロース賞」にもつながっていくかもしれないですし。

ナイルアワードでベストルーキー賞を獲るという目標を達成できたのはもちろん、社内でいろんな方から「おめでとう」と言っていただけたので本当にうれしかったです。

やはりWebコンサルタントなので、どれだけクライアントの事業成長に貢献できて、受注額でも貢献できたかが求められます。
そこを最も評価されるのがベストグロース賞なのでもちろん狙っていますし、その先には最高賞の「MVP」もありますから…。

──いいですね、「やるしかねぇっす」の精神で自分を追い込んでいきましょう!

そうですね、口に出したからにはやらないと。がんばります!

ナイルで一緒に働きませんか?