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これからのエンジニアに求められるのは、みずから考え、マルチに活躍できる力

Applivの開発責任者として活躍する三瓶勝之。いくつもの会社を経てナイルに入社し、現在では、エンジニアとマネージャーを兼務している三瓶に、エンジニアとして大切なこと、そして今後入って行きてほしいエンジニア像などについて話を聞きました。

三瓶勝之

スマートフォンメディア事業部 Appliv開発責任者

2016年ナイルに入社。アプリ紹介メディアApplivの運用開発やマネジメント業務、エンジニア採用に携わる。一児の父で、仕事への責任感と家庭への愛情を両立している。

家庭も大切にできる会社としてナイルへ転職

――どんな経緯でナイルに入社したのですか?

自分のスキルを活かしながら、生活のリズムを変えたいと思ったことがきっかけでした。大学卒業以来、ずっとエンジニアの仕事をしてきたのですが、前職までがややハードワークだったんですね。ハードワークから来るストレスもありましたし、ちょうど結婚して4年ほど経った時期で、そろそろ子供もほしいと考えていました。

そこで、それまでの経験を活かしつつ、もう少しプライベートの時間も大切にできる会社を探していた結果、ナイルと出会ったんです。SEOなどのマーケティングにも興味があったので、Webマーケティングに強い会社ということも魅力でした。

――実際に、家庭を第一にできましたか?

はい。おかげさまで、入社からしばらくして子供ができたのですが、少々難産で、妻に育児を任せきりにするのが難しい状況でした。そこで、3ヵ月の育児休暇をいただき、一番難しい時期を夫婦で乗り越えることができました。男性が育児休暇を取得するのはナイルとしても初めてだったそうですが、必要な期間をきちんと認めていただけたのはうれしかったですね。

――そういう状況の中、今はどんなお仕事をされていますか?

大きく分けて2つあります。

ひとつは、エンジニアとしての仕事です。iPhoneやAndroidのアプリを紹介する「Appliv」の開発責任者として、Applivの技術的な課題の解決やロードマップの設定、品質管理などをおもに担当しています。またApplivでは、四半期ごとに複数のプロジェクトが同時に進行するのですが、今はそのうちのひとつのプロジェクトリーダーとして、Applivの成長施策に取り組んでいます。

もうひとつは、マネージャーとして、現在は3人のエンジニアのマネジメントをしています。こちらは、メンバーごとに目標を立てて、面談を通じて達成状況や課題を見ながら、それぞれの成長を支援する活動をしています。

仕事で大切なのは「信用」を得るということ

――三瓶さんが仕事をする上で、一番大切にしていることは何でしょうか。

一言でいうと、「信用」ですね。いい仕事をして、お客様から、あるいは同僚や上司、部下から、ずっと信用を獲得し続けることが大切だと考えています。では、「いい仕事」は何かといったら、僕は「相手の課題に寄り添い、すばやく解決すること」と定義しています。

――「課題に寄り添う」のは難しそうに感じますが、どうすればいいのでしょう。

例えば、誰かから「こういうことをしたいので、こんな機能を開発してください」と依頼されたとします。このとき、何も考えずに言われたとおりに作って「はいどうぞ」と渡すだけでは、問題の本質を見逃してしまうかもしれません。

依頼には、必ず何か解決すべき課題があるはずですから、それをヒアリングして、本質を見極めます。その上で、それだったらこうしたほうがいいんじゃないかとか、それでは中途半端にしか解決できないから、もっと本格的にこうしたらどうかとか、必要に応じて解決策を提案するんです。

そして、解決策が決まったら、できるだけ素早く実行する。それが僕のエンジニアとしての「いい仕事」です。僕がいい仕事をして、課題が早く解決されれば、それだけ依頼された方の次の作業へのリードタイムが短縮できますし、想定のものにプラスアルファした価値が提供できれば、相手にとても喜ばれるので、信用を得られます。そんな風にできるよう、心掛けています。まあ、毎回それができているかといわれれば、できないこともありますけど(笑)。

――最近、実際に「いい仕事ができた」と感じた事例はありますか?

そうですね、Applivの管理画面に、とある機能を追加してほしいという依頼があったんですよ。

依頼どおりに開発しようとすると、設計して、実装して、テストして、リリースして…という手順が必要になるのですが、課題を詳しく聞いてみると、ブラウザで今開いているApplivのページに対応した管理画面に、1ステップでアクセスしたいということだったので、それならブラウザの機能拡張ならすぐできると提案しました。機能拡張なら、簡単なプログラムを書いてブラウザにインストールするだけですから、数十分で相手の要望を実現することができました。簡単な事例ですけど、問題の本質を理解してすばやく解決できた、典型的な事例だと思います。

――その姿勢は、昔からずっと持ち続けているのでしょうか?

昔は苦い経験もありました。20代の終わりくらいでしたか、クライアント向けの大きな機能開発の依頼があって、1ヵ月くらいかけて完成させたことがありました。ところが、蓋を開けてみたらその機能は全然使われなくて、開発がほとんど無駄になってしまったんです。

――その経験が、今の業務スタイルにつながった?

はい。振り返ってみると、そのときは自分にも反省点がありました。受けた依頼を、何も考えずに作ってしまったんですね。

これは何のための機能だろう?どんな効果があるんだろう?費用対効果は適切だろうか?そういったことを考えずに、ただ依頼されたとおりに作ってしまいました。それ以来、必ず依頼の目的と課題を確認するようになりました。

話をよく聞き、対話によってその人の特性を見極める

――三瓶さんは、マネージャーもされていますね。

前職にいたころ、もう少し高い視座で、組織や仕事に取り組んでいきたいと思い、今から5年ほど前からマネジメント業務も行っています。

――マネジメント職は、エンジニア職とはかなり異なる業務ではないですか。

そうですね。エンジニア職はコンピューターと向き合う仕事ですが、マネージャーは人と向き合うので、マインドセットはかなり違います。人は一人ひとり異なりますからね。やりがいを感じることも人によって異なります。でも、そこがおもしろいところです。

メンバーとは隔週で1対1の面談をしているのですが、対話によってその人の特性を見極めて、どうやったら本人がよりパフォーマンスを出せるようになるかをいっしょに考えていきます。気分を乗せて、やる気にさせて、結果を出していく過程におもしろさといいますか、やりがいを感じます。

――メンバーをやる気にさせるコツはありますか?

僕はテンションの高い人間ではないので(笑)、鼓舞する感じではないんですよ。基本的には、相手の話をじっくり聞きます。いろいろと話していく中に、悩みやなんとなくモヤモヤしているニュアンスを見つけて言語化し、それを解決する方法をいっしょに考えていくんです。「それならこうしてみようよ」と話すうちに、長いトンネルの出口が見つかることもあって、そういうときはお互いすっきりしますね。

大切なのは経歴よりもやる気と愛情

――仕事でこれから取り組んでいきたいと考えていることはありますか?

先程、必ず依頼の目的と課題を確認して提案するようになったと言いましたが、今後は自分で考えたアイディアをサイトやサービスに組み込んでいきたいと思っています。マーケティングのスキルをもっと身に付けて、分析力と企画力のあるエンジニアになりたいですね。

――いろいろなことにチャレンジしてみたいということでしょうか。

エンジニアリングにほかのスキルを掛け算していくことで、人材としての価値を向上させることができると思うんです。高齢化で労働人口が減少し続けるこれからの時代、エンジニアはプログラムを書くだけでなく、さまざまなスキルを身に付けていく必要があると思います。例えば営業もできます、マーケティングもできます、デザインもできますといったように…。

ですから、自分はエンジニアリングとマーケティング、それぞれの視点で物事をとらえつつ、さらにそれらを掛け合わせることで、新たな価値を生み出せる存在になりたいと考えています。

――ナイルなら、それが実現できると思いますか?

そうですね。私の所属するスマートフォンメディア事業部は、一人ひとりが自律的に行動し、企画もマーケティングもするスタイルです。なので、エンジニアだから、企画やマーケティングはやらないといったことはありません。そういう社風が今の自分には合っていると思いますし、それによって自分も成長できるし、会社もより強い組織になれると思います。

――三瓶さんはいくつも会社を経験されていますが、ナイルに入社して驚いたことはありますか?

全員で制作を進めるので、会議でもとても活発に意見が出ることには驚きました。でも、実はもうひとつびっくりしたことがあります。それは、システムリソースを贅沢に使っていて、コストについては、少々無頓着だったことです(笑)。

――それまでは、コストはあまり気にしていなかったんですか?

はい、以前の会社では、無駄なコストは徹底して排除するように、常に意識している体質だったので、そのこととのギャップに驚きました。調べてみると、例えばApplivのスクリーンショットなどは、外部の画像配信サービスを利用しているのですが、画像データが不必要に大きいデータで、余計な料金がかかっていたんです。また、サーバは、時間帯にかかわらず常に最大のトラフィックに対応する台数が稼働していました。

会社としても、高コスト体質は感じていたものの、うまく言語化できずモヤモヤしていたようです。そこで、こうした無駄なコストを調べて、画像を最適化したり、時間帯によって稼働するサーバ数を調整したりして、約20%のコスト削減ができました。

――三瓶さんは、今後どんな人と仕事をしていきたいですか?

サービスに愛着を持ち、自分のアイディアをどんどん出して実現しようとする人ですね。大きな会社にいたといったバックグラウンドには、それほどこだわりません。大切なのは、みずから考え、提案できる人です。納品して終わりではなくて、サービスに張り付いて、愛情を持って育てたいというマインドを持った人と働きたいたいと思いますし、そういう人が活躍できる会社だと思います。

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