大企業からナイルへ、“挑戦したい”という意欲で手に入れた理想の環境
転職は、自分の可能性を広げ、自己成長を加速させるチャンス。今いる場所では実現できない働き方や仕事を求めて、新天地を探す人も多いでしょう。
しかし、新しい環境で実際に成長できるかどうかは、自分で考えて行動し、試行錯誤を続けられるかどうかが大きく影響します。
入社から3年で2つの新規事業の立ち上げを任され、現在はマーケティング実行支援サービス「Nyle X Partners(ナイル イクスパートナーズ)」の運営を統括する大脇功暉は、新しいチャンスを果敢につかみ取って自己成長につなげてきました。
そこで、彼がこれまでどのように業務と向き合ってきたのかについて、話を聞きました。
大脇功暉(おおわき こうき)
DX&マーケティング事業部 NXPグロースユニット、マーケティングユニット マネージャー
新卒で第一生命保険株式会社へ入社し、営業を担当。その後、楽天証券株式会社でマーケティングを経験した後、ナイルに入社。SEOコンサルタントとして、金融系や人材系、不動産系の顧客支援を行う。2026年1月にDX&マーケティングユニットの新サービス「Nyle X Partners」の運営を行うNXPグロースユニット、そしてマーケティングユニットのマネージャーに就任。
目次
支援を受ける側だった前職までの経験が、支援側になったことで活きた
──ナイルには、SEOコンサルタントとして入社されましたが、それ以前はどのようなお仕事をしていたんですか?
新卒で入社した第一生命保険株式会社で営業、2社目の楽天証券株式会社でマーケティングをそれぞれ約3年経験し、ナイルに入社しました。
転職のきっかけは、前職で証券口座の獲得に向けたマーケティングに取り組む中で、Webマーケティングのおもしろさを知ったことです。
支援側に回り、業界や企業規模をまたいだマーケティングを経験したいと思うようになりました。
──そうなんですね。とはいえ、人気の大手企業からナイルへ…というのが正直意外でした。入社を決めた理由は?
ナイルは意思決定が迅速で、柔軟に働ける環境があると感じましたし、市場の先を読んで積極的に経営資源を投入する経営方針も魅力でした。
事業の性質や企業の規模を踏まえると仕方ないのですが、これまで勤めてきたところは制約が多く、決裁まで2~3週間かかることが普通だったんです。
こういった組織のしがらみによって自分の成長が遅れるのは本意ではないと感じていて、規模感や風土を重視した転職活動をしていました。
ただ、自分のマーケティングスキルに100%の自信はない段階でしたから、業務を通じて体系的な知識を身につけられる環境として、ナイルは理想的だと思って。
決め手になったのは、面接の最後に代表の高橋(飛翔)が「SEOにこだわらず、成長の芽がある領域にチャレンジしていく」と熱く語ってくれたことです。
SEOは好きでしたが、そこだけに囚われるつもりはなかったので、とても共感しました。
未知の領域にも果敢に挑み、スピード感をもって成長していくナイルのような会社であれば、自分の可能性も広げていけると思ったんです。

──ナイルでSEOコンサルタントとして働き始めて、入社前に想像していたことと違うなと思ったことがあれば教えてください。
意思決定の速さは予想以上でしたね。決裁もスムーズなので、こんなに早く動けるんだ、みたいなポジティブな驚きはありました。
──初めて支援側の立場になりましたが、大変だったことなどはありませんでしたか?
前職では、SEOだけでなく広告やCRMなど、多くの施策でコンサルティング会社や代理店から支援を受ける立場にいたので、その経験は活かせたと思います。
常にクライアントの視点で施策提案やコミュニケーションを取っていたのが良かったのか、僕を指名して依頼してくださる顧客も増えていきました。
ですが、あくまでも外部のコンサルタントなので、クライアントの事情から、提案した施策をすべて実行できるわけではありません。
そこに支援側のもどかしさを感じることもありましたが、「大脇さんに相談したい」「大脇さんが担当してくれるなら継続する」という言葉はうれしかったですね。
──入社2年目には、当時の新商材だったナーチャリング支援の立ち上げにも関わられましたね。
SEOコンサルティングやサイト改善に取り組む中、獲得したリードをうまく育成できず、クライアントの売上げにつながらないケースが結構あったんです。
そこで、独自のナーチャリング施策でKPIを300%達成した「カーリースカルモくん」のノウハウを活かして、リードの獲得から育成までを一気通貫で担うサービスを提供することになりました。
私自身にナーチャリングの経験はありませんでしたが、新しいことに挑戦したいというキャリア志向を汲んでアサインしてくれたんだと思います。
ナーチャリング支援をする中で一番手応えがあったのは、クライアントの希望だったCRMツールを導入したことですね。
多機能なので使いこなすのが難しく、深い事業理解に基づいて設計しないと本当に役に立つツールにならないので、とにかくクライアント企業の社員並みに(笑)、事業を理解するところからやりました。
そのおかげで、スムーズに運用できる体制までもっていけたときはうれしかったですね。
──自社の人間でもCRMツールを導入するのは大変なのに、それを外部のコンサルタントの立場でやったのはすごいです!
でも、私一人の力ではなく、多くのナイルのメンバーに力を借りたからこそ実現できたものです。
これもナイルにいて良かったなと思う案件のひとつですね、みんな優しく教えてくれました。

無駄を省いたマネジメントでの気づきが、メンバーとの関わり方を変えた
──2025年にマネージャーに昇格されました。プレーヤー時代から意識を切り替える必要があったと思いますが、難しさはありましたか?
入社1年後くらいから、主任的な立場で数名のメンバーを見ていたのですが、マネージャーになったら担当するメンバーの数が約2倍に増えました。
同時に、出席する会議のレベルがぐっと上がり、数も増えたんです。
そのため、できるだけコミュニケーションの無駄を省いて、効率性を重視したマネジメントをしていました。
私自身、超効率型の人間というのもあるんですが。
ところがある日、メンバーとの1on1で「最近、仕事がおもしろくない」と言われてしまって。
冷静にチームを見てみると、好調だったメンバーが低空飛行だったり、ミーティングでの発言や質問が減っていたり、モチベーションの低下を示す兆候があちこちにありました。
──あらま…。
その理由がまったくわからなくて、最初は悩みまくりました。
解決策を求めてマネジメントに関する本を20冊、30冊と読んでみたら、「非効率性を大事にせよ」と書いてある本が意外と多くて。
本当かな?と思いつつ、ランチや飲み会といった業務外の時間も使って積極的にメンバーとコミュニケーションを取るようにしてみました。
そうすると、僕との関係性や組織に対する心理的安全性が高まったのか、メンバーが自分の価値観やキャリア観を共有してくれるようになったんです。
それに伴って、チームのパフォーマンスも向上していきました。
──そんなに変わるものなんですね!
効率性を求めすぎるマネジメントには、人間関係が希薄になって業務上のコミュニケーションに支障が出るとか、さまざまなリスクがあるんだなと身をもって学びましたね。
もちろん、メンバーによっては無駄を削ぎ落すマネジメントが向いているケースもありますから、一概には言えません。
なので、個々の特性をよく見て関わり方を工夫するマネジメントをしていきたいと思っています。
──マネジメントに携わってきて、「こういうタイプの人は成長する」と感じる特徴はありますか?
やっぱり、素直で“すぐやる”人は伸びますね。
私のチームに、人と打ち解けるのに時間がかかるタイプで、コンサルタントとしても苦戦していたメンバーがいました。
コミュニケーション力などを強化するために、私からいろいろな提案をしたところ、彼はそれをすべて受け入れて、真面目に取り組んでいたんです。
すると、半年程で社会人としても、コンサルタントとしてもすごく成長して、今では先輩のサポートがなくても一人で案件を進められるくらい、頼もしくなっています。
やっぱり上長や先輩からのフィードバックって耳が痛いと思うんですが、それを素直に受け止めて取り組める実直さは、人を成長させるんだなと思いましたね。

ナイルのカルチャーも含めて、自分の理想の環境で働けている
──そして現在は、昨年(2025年)11月にスタートしたマーケティング実行支援サービス「Nyle X Partners」(以下、NXP)の統括をされています。従来のコンサルティング商材とは異なるサービスになりますね。
はい。従来のナイルのコンサルティングサービスでは、SEOやLLMOを軸に、マーケティング戦略の立案から施策の実行・検証までを一気通貫で支援してきました。
ただ、私たちの支援によって成果を出す企業がある一方で、マーケティングに課題がありながらも、リソースや知識不足、費用を理由に、支援を受けることを見送らざるを得ない企業が少なくないんです。
そこに、私たちも葛藤がありました。
そこで、これまでのような外部からの支援とは異なり、ナイルが選定した優秀なフリーランス人材と、ナイルのマーケターがクライアントのプロジェクトに実際に入って、内製化や体制構築、実行支援を行うことで、機会損失を抑えられればと、NXPというサービスをスタートしています。
──大脇さんは具体的にどのようなことをやっているんですか?
私はクライアント企業のプロジェクトに参画するフリーランス人材の面接やアサイン、採用プロセスの仕組みづくりなどを担当しています。
また、マーケティングユニットのマネージャーも兼任しているので、NXPのリード獲得などもこのユニットで主導しています。
──これまでと異なる業務がまた増えましたね。
毎月40~50人のフリーランス人材とお会いしますが、面接だけでその人のスキルや人柄の本質的な部分を見極める難しさを痛感しています。
やっぱり人事の方はすごいなと改めて感じて、NXPに関わるようになってからよく相談するようになりました。
採用プロセスや面接方法、人材の獲得戦略などにアドバイスをもらえて、とても助かっています。
──キャリアが長くなるほど、新しいことに踏み出すのに二の足を踏みがちになりますが、こうして果敢に取り組み続ける大脇さんの姿勢は、常に前を見てキャリアを開拓していきたい人の良いロールモデルだと感じました。
ナーチャリングもNXPも、会社にとっては大きな挑戦です。それにもかかわらず、私の経験ではなく意欲を買って、プロジェクトを推進する立場に抜擢してくれています。
なので、成長したいという意思と実行力があれば、必ずやりがいのあるミッションが回ってくるのがナイルだと思いますね。
DX&マーケティング事業部が多くの企業に提供できるソリューションは、まだまだ拡張する余地があるので、私がそこを推進していきたいと考えています。
──大脇さんのように新しいことに挑戦している人を、自分事として支えてくれるメンバーが多くいるのも、ナイルらしいですよね。
私がやったことのない業務が多くあるので、事業部を越えて多くの人たちに助けてもらっています。みんな協力的で、本当にありがたいです。
そういった風土も含めて、自分の理想の環境で働けているなと思っています。
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