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現場で磨くマーケティングの実戦力。実力をつけるためにナイルが最適だった理由

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安定志向でスケールの大きい仕事を求める人が大手企業を志向し、ゼロイチの環境でスピード感のある自己成長をしたい人がベンチャーを選ぶように、企業規模や成長フェーズは「理想の働き方が実現できるかどうか」を決める重要な要素です。

上場企業ながら小回りが利き、スペシャリストのサポートを受けつつも自分の手でビジネスを回していけるナイルの規模感は、成長を期すマーケターにとってどのような価値があるのでしょうか。

ナイルで携われる仕事の内容とその進め方、成果を出せる理由などについて、大手IT企業とベンチャー企業を経てナイルではたらくマーケター・金子光に聞きました。

金子光(かねこ ひかる)

DX&マーケティング事業部 マーケティングユニット Webマーケター

新卒で楽天グループ株式会社に入社。営業管理として40人規模のチームをマネジメント。その後社員4人のベンチャー企業に入社し新規事業立ち上げを経験。現在はナイルのSEO相談室編集長として、Webマーケティングに従事している。

事業成功にはマーケティングが必須と痛感し、ナイルへ

──ナイルはキャリア3社目になるんですね。そもそも学生時代はどんな軸で就職活動をしていたのですか。

サンフランシスコに留学したとき、シリコンバレーに流れるエネルギーを体感したことが原点となって、「いずれはIT領域でビジネスを創出したい」と考えるようになったんです。

そこで、新卒では多数のビジネスを生み出した大手事業会社なら叶うだろうと思い、楽天株式会社に入社しました。

モバイル事業の営業管理に配属されたのですが、意欲ある人材にはすぐに責任ある仕事を任せてくれる風土だったので、入社して1年弱でリーダーに昇進し、40人規模のチームのマネジメント経験を積むことができました。

──新卒とは思えないポジションですね!

そうですよね、とてもやりがいを感じていました。

一方で、企業規模があまりに大きく、仕事を自分で選んだり作ったりしていくのは難しいことも早々に理解しました。

与えられた役割とミッションを全うすることが求められるので、組織を動かすエンジンの一部にはなれても、エンジンそのものを作ることはできないと思ったんです。

それで、入社から2年を前に環境を変えることを決め、新規ビジネスの創出ができる企業を探して転職しました。

大手からスタートアップへの転職とあって、「よく決断したね」と驚かれることが多いのですが、あまり悩まなかったんですよ。

「悩んでいるあいだに行くべきだ!」と、わりとあっさり決めました。

──転職先では、期待通りの仕事ができましたか。

フィットネス関連のサービスを手掛けるIT系スタートアップ企業で、新規事業の立ち上げに携わりました。

当時の社員数は私を含めて4名。まさに走り出したばかりの事業でしたから、サービス設計からマーケティング戦略の策定、事業の計画・推進、LPの制作、顧客対応まで一人で担当しました。

必然的にマルチなスキルが身につきましたし、自分の判断が会社の収益に直結しますから、日々がむしゃらに取り組んでいました。

──前職とはかなりギャップのある環境ですし、まだキャリアが浅いことも踏まえると、相当大変だったのでは…。

そうですね、新規事業を軌道に乗せるプロセスで、自分にマーケティングの力が足りないと感じることが増えてきて…。

ターゲットに刺さるプロダクトをするためにも、作ったプロダクトを適切な人に届けるためにも、マーケティングは避けて通れない課題でした。

これはなんとしても現場で深く学ぶ必要があると思い、2度目の転職を検討し始めました。

そのとき頭に浮かんだのが、以前から興味があったSEOです。

今考えると浅はかですが、初めてSEOを知ったとき、「広告のようにお金をかけずに、オーガニックで集客できるなんて!」と感動したんですよね。

Webマーケティングの経験を積むうえで、SEOを主軸にしたかったので、まずはSEOに強い会社で働きたいと考えるようになりました。

ナイルのことは「SEO相談室」を通じて前々から知っていて、信頼できる情報発信をしている会社だと感じていたので、自然と「ここで働きたい」と思うようになったんです。

可視化された状況や成果をもとに、根拠をもって業務に取り組めるのが醍醐味

──ナイルは、内定が出たタイミングで、入社してやりたいこと、やってほしいことのすり合わせの時間をしっかりとりますよね。金子さんの場合はどうでしたか?

私がやりたいこととナイルが期待することが一致する領域を見つけてくれた印象ですね。

SEOを含めたデジタルマーケティング全般への興味を汲んでいただき、入社してすぐにSEO相談室の業務全般を任せてもらうことができました。

前職にはMAツールがなかったので、ユーザーの興味・関心の度合いや行動を可視化して分析できる点におもしろさを感じています。

経験や勘ではなくデータを根拠として施策を実行すると、成果や改善点が目に見えてわかるのがいいですね。

──具体的に、どのような業務内容なのか教えてください。

マーケティングユニットで運営しているオウンドメディア「SEO相談室」の編集長として、メディア運営や広告運用などを行っています。

ミッションを端的にいうと、受注につながる見込みが高い「有効商談数」を増やすことです。

<マーケティングユニットの業務範囲>

テキスト が含まれている画像

AI によって生成されたコンテンツは間違っている可能性があります。

マーケティングユニットでは、Webコンサルティングのお問い合わせにつながる各種施策を実施。

SEOやWeb広告を回してWeb経由のお問い合わせ数を増やしたり、資料ダウンロードを促したり――それぞれの施策のコンバージョンごとに目標ポイントがあり、その総和をKPIとして持っています。

昨年はYouTubeへの出演や展示会のサポートなど、SEO相談室以外の仕事にも幅を広げることができました。
BtoBのWebマーケティングに必要なこと全般に、広く携わっているイメージです。

展示会など、オフライン施策も実施。

<Youtubeの立ち上げに関する記事>

──前職はBtoC、ナイルではBtoBのマーケティングですが、違いを感じる部分はありますか。

顧客にとって有益な、「欲しい」と思ってもらえる情報とはどんなものかを考えて施策を立案・実行する、そのプロセスや仕事の本質は変わらないですね。

ただ、施策の面では、ナイルに入社してから気づきを得ることが多いです。

例えば、ウェビナーは前職では思いつきもしませんでした。
BtoCの場合は購入前の検討期間が短いですが、BtoBは検討期間が長いという特徴を踏まえた施策のひとつですよね。

こういった長期的なスパンでマーケティングプランを立てられるのが、BtoBならではの魅力だと思います。

各分野のエキスパートの協力を得つつ、自分で手を動かして判断できるマーケターに

──基本的に、仕事は一人で進めていく形ですか。

いえ、どちらかというと、周囲の力を借りまくっている感じです(笑)。

マーケティングと一口に言っても、その取り組みは自社のサービスを顧客に届けるための行動全般にわたっていて、領域がとても広いんです。

デジタルマーケティングは活用できるデータが多い分、できることも多いので、一人ではとても知見が足りません。

その点、ナイルにはSEOやWeb広告、CROをはじめ、それぞれの分野にエキスパートがいて、声をかけると快く協力してくれます。

──どのように協力して施策を進めているんですか?

例えば、同じDX&マーケティング事業部には、Googleアナリティクスなどのツールを駆使したサイト改善に長けたメンバーがいます。

その分析結果をもとに、コンサルタントが構成案を作成し、マーケティングチームとコンテンツチームの編集者が連携して記事を執筆することがあります。

さらに、ナイルのBtoC事業で広告運用や、MAを活用したリードナーチャリングを手掛けてきたメンバーと連携することもあるんです。

──他事業部のメンバーも協力しているんですね。

そうなんです。
忙しい人ばかりなのに、いやな顔一つせず呼びかけに応じてくれるのは、ナイルの風土ならではかもしれません。

おかげで課題発見や解決をスムーズに形にできていますし、その過程で幅広いスキルや知見に触れることができています。
BtoBに限らずBtoCの事業も展開しているからこそ、さまざまなノウハウが社内に蓄積されているのがナイルの強みだと実感しますね。

日々多くの方々に助けてもらっているからこそ、私ができることは積極的に協力して、今度は自分がみんなの役に立てたらいいなと思っています。

──SEOコンサルタントとコンテンツ編集者とのタッグによるリライト施策で、大きな成果が出たそうですね。

日頃から多くのお客様を支援しているSEOコンサルタントとコンテンツ編集者が制作に携わったことで、現場で培ったリアルなノウハウが反映されて、より効果的なリライトにつながりました。

どんなにいい記事でも、手を入れずに放っておくと情報が古くなったり、検索意図とズレてしまったりするので、特に重要な記事をリライトするのは大切なことです。

協力者が多い分、情報整理は大変ですが、実際に手掛けた記事のほとんどで検索順位を上げることができています。
プロが集まっているナイルだからできる施策だと思いますね。

このようなナイルでの成功事例もお客様に還元したく、積極的に動画にしています。

<リライト事例を紹介しているYoutube動画>

施策の成果として、月間のお問い合わせ数が過去最高を更新したときは、本当にうれしかったですね。

マーケティングに正解はないからこそ、チームで試行錯誤した結果が数字に表れたのは、大きな自信につながりました。

──充実ぶりが伝わってきますが、転職時に思い描いていたことが叶えられていますか。

ここまでお話した取り組みを通じて、転職時の期待通り、Webマーケティング全般のスキルアップにつながっていることを実感しています。

今後も、周りの力をうまく借りつつ、自分で考えることや手を動かすことを大事にして、責任を持って最終判断ができるマーケターでありたいですね。

数字にはかなり強いほうだと自負しているので、データに基づいて分析し、道筋を示していきたいと思っています!

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※本記事は2025年3月28日に公開しており、記載情報は現在と異なる場合がございます。