NYLE ARROWS

検索
採用サイト

フルリモートのエンジニアってどう?地方在住でも充実した業務環境を得られる理由

People

ナイルでは、積極的にリファラル採用を行い、「縁」でつながる採用を拡大しています。また、2020年3月から始まった在宅をメインにした働き方が定着したことで、居住地にかかわらず「いっしょに働きたい人」と働ける環境も整いました。
今回、話を聞いた村岡佑哉と藤崎有人は、社員からのリファラルでナイルに入社した熊本在住のエンジニア。

住みたい町に住み、わが子との今しか味わえない時間を濃密に過ごし、好きな仕事をする2人に、入社後の働き方などについて教えてもらいました。

自動車産業DX事業部 エンジニア

村岡佑哉(むらおか ゆうや)
独立系SIer、フリーランス、ベンチャーなどさまざまな企業に従事。主にバックエンドをメインとし、インフラ、フロントエンドも担当。2022年ナイルに入社。主にサービスサイト開発を担当し、品質向上や業務改善にも力を注いでいる。好きな言語はC#、好きな食べ物はカレー

藤﨑有人(ふじさき ゆうと)
新卒で半導体製造装置の会社に入社し組み込みソフトウェアエンジニアとして従事。2019年にWebエンジニアに転職、以降AWSを使ったインフラ構築とバックエンドの開発を担当。2022年にナイル入社、自動車産業DX事業部に所属し、AWSを使ったインフラとバックエンドの保守・開発を担当。

ナイル社員からの紹介で、熊本在住ながら入社

――はじめに、お2人の経歴から教えてください。

村岡:大学を卒業してから、独立系SIerで基幹システムの運用・保守に携わっていたんです。そこで1年半ほど勤めた後にフリーランスになって、金融、通信などの業界で社内業務を円滑に回すための基幹システムづくりを手掛けていました。

熊本には2001年に移住して、ベンチャー企業でフロントエンド開発を行っていましたんですが、このときいっしょに働いていて、その後ナイルに転職したメンバーからのリファラルで入社しています。

藤崎:私は、地元熊本の半導体製造装置の会社に新卒で入社し、9年ほど組み込み系のソフトウェアエンジニアとして働きました。2019年に思うところあって転職を決め、そこからAWSを使ったインフラ構築、およびバックエンド開発に従事しています。
ナイルに入社したのは、前職でいっしょに働いていた村岡さんのリファラルがきっかけですね。

――お2人ともリファラルで入社されていますが、そもそも転職を考えていたんですか。

村岡:社内用のシステム開発に長く携わってきたので、今度は世の中に価値を提供できるようなものづくりに携わりたいと思っていました。
そういう意味で、社会にインパクトを与えられるモビリティサービスには以前から興味があったんです。声をかけてもらったのをきっかけにナイルを知って、事業領域のひとつである自動車産業DX事業に魅力を感じて応募を決めました。

藤崎:前職で関わっていたプロダクトの開発が終わって、次の仕事を探していたときに村岡さんに相談したところ、ナイルを紹介してもらった感じですね。

村岡佑哉

――最終的に入社の決め手になったのはなんだったのでしょう。

村岡:リファラルしてもらったときに、社風のことや社員の人柄などを聞いて興味を持ちました。良いところはたくさん挙げてくれたんですが、とりわけ印象的だったのが「エンジニアの評価制度が明確である」という点です。
転職において、評価制度が明確であることは重視しているポイントでしたから、人事責任者の土居(健太郎)さんにもよく話を聞いて、納得感を持って入社を決めました。

前職は規模が小さくてチーム開発を経験できなかったので、規模が大きい開発に携わりたいと思っていたことも理由のひとつです。

藤崎:私が転職の軸に置いていたのは、「インフラエンジニアとしてキャリアを積めるか」「子育てしやすい環境かどうか」の2つです。

村岡さんから、ナイルはインフラ領域の人材が不足していて、AWSのスキルが活かせる環境だと聞き、スキルマッチした環境で新たな知見も取り込めそうだと感じました。
また、フルフレックスだったり、キッズケア休暇があったりと、3歳の子育てと両立しやすいこともポイントでしたね。

以前、社内でのコミュニケーションが円滑にできないことがあって早期退職した経験があるので、人柄をよく知っている村岡さんが働いていることにも安心感がありました。

フルリモートでもメンバーとのコミュニケーションは十分とれる

――入社前のイメージと違ったことはありますか。

村岡:あえていえば、正社員のエンジニアがまだまだ少ないことでしょうか。今年に入ってからエンジニア採用も進んできてはいますが、やりたい開発規模に対して人員がまだ追いついていないので、もっとエンジニアの数は増やしていきたいですね。

それを除けば、今のところ全体的にポジティブな印象です。前職までは、社内コミュニケーションがエンジニア同士に偏りがちで、技術的な話ばかりしていましたが、ナイルではさまざまな職種のメンバーと会話ができているので、知見が広がっているのを感じます

藤崎:Slackなどのツールを活用して、いろいろな職種の人がワイワイやっている感じがいいですよね。

藤﨑有人

――お2人とも、普段の業務では直接ほかのメンバーと顔を合わせる機会はないですが、コミュニケーションは問題なくとれていますか。

藤崎:入社初日に、全社員に向けて挨拶をするウェルカムミートアップという会があったのですが、とてもアットホームでほっとしました。顔と名前を知ってもらえたことで、その後の会話のきっかけをつかみやすくなったと思います。

働き始めてからも、人事とのオンボーディング面談のほか、上司との1on1が週に1度あるので、悩みや困りごとがあればすぐに共有できる環境ですね

村岡:私も、これまで働いてきた会社の中では最もコミュニケーションがとりやすいと感じています。リモートワークでは精神的な距離も生まれやすいので、いろいろ工夫してくれていますよね。
例えば、チームの朝会では、仕事とは関係なく24時間以内にあった良いことを一人ずつ話す雑談タイムがあるんです。これが意外とおもしろくて。PCのモニタ越しですが、話が弾むこともよくあります。

何よりいいなと思うのは、雑談が終わるとスッと仕事に集中して、一人ひとりが高い目標に向かって真剣に取り組んでいること。熱意やエンゲージメントを強く感じます。
デザイナーがエンジニア領域を学ぶなど、職種を越えて勉強する風土が根付いていたり、各々がスキルアップ制度を活用して主体的に学んだりしていることも、チーム活性化につながっていますよね。

――ワークライフバランスにも満足できていますか。

藤崎フルフレックスで時間を柔軟に使えるので、転職の軸のひとつだった、子育ての時間を十分にとれていて満足しています
皆さんの予定を見ていると、子供のお迎えの時間を確保している人や、キッズケア休暇を取得している人などがたくさんいるんですよ。制度が形骸化していないことを実感しますし、安心して利用できますね。

村岡:住みたい町に住むために神奈川から熊本に移住したので、オフは毎週ツーリングに行っておいしいものを食べて、温泉に入って熊本を満喫しています。海も山もあって最高ですよ!
今後はフルフレックスを活用して、仕事の合間に大型バイクの免許を取りに行くつもりです。

熊本でのツーリング写真(提供:村岡佑哉)

エンジニア採用情報はこちら

未来に向かう組織づくり、システムづくりをしたい

――定額カルモくんの開発のおもしろさについても教えてください。

村岡:Webサイトのフロントエンドは、自分たちがいいと思うものを作るのではなく、お客様が求めるものを作るのが使命。注目してほしいページからお客様が離脱しているようなら、その理由を突き詰めて改善しなくてはなりません。

私が所属しているチームには、エンジニア以外の職種の人もいるので、こうした検証を多角的な視点で進められるのがおもしろいですね。ページ表示速度の問題なのか、デザインの問題なのか、といったことをチームで話し合って解決していくところに醍醐味があると思います

藤崎:インフラはお客様の目にはふれませんが、利便性を上げるための根幹となる部分です。村岡さんたちが作ったものを、いかにスピーディに、ストレスなくお客様に見ていただくか。内側から取り組める範囲は広く、アイデアを出すのが楽しいです。

――一方で、課題と感じている部分はありますか。

藤崎:定額カルモくんにはすでに4年の歴史があります。フルスクラッチなら思った通りに作ることができますが、これまで作り上げてきたシステムがある以上、それをベースとして改修・開発を進めていかなくてはなりません。

スタートアップらしく、そのときに必要な開発をやってきたのもあって、ドキュメントやルールが整備しきれているわけではないので、「なぜこうなったのか」「どんな意図があったのか」を現行のシステムから紐解きながら開発を進めていくのは、なかなか難しいですね。

村岡:複数のチームが並行してプロジェクトを進めているので、誰がどこまでやるか、職種や役割ごとの線引きが明確でないために、「これってどっちがやるんだっけ?」というお見合いが発生することがあります。
ユニット内での連携によって発想が豊かになり、多角的な視点で開発を進めていける反面、責任範囲が不明瞭な点は解決すべき課題ですね。

――まだまだ改善できること、すべきことはありそうですね。

村岡:組織が前へ前へ進んでいくフェーズにある中で、一番やりたいのは持続的に成長できる環境づくりです。
今後、ジュニアメンバーや新卒エンジニアがたくさん入ってきても、手厚いオンボーディングができる教育体制、社内の知見共有がスムーズに進む仕組みづくりに携わりたいですね。

システムについても同じで、これから10年、20年と経つうちに使えなくなるシステムが出てこないよう、できればメンテナンスせずに軽微な修正だけで運営できるエコシステムを作りたいです。ビジネス要件が変わったときに、アジリティの高いシステム変更ができるのが理想です。

藤崎:私も、少ない人数で大きな規模のサービス開発を続けていける仕組みや組織体制を作っていきたいと思っています。
同時に、インフラエンジニアのキャリアづくりにも取り組みたいですね。ほか事業部のインフラエンジニアなどとコミュニケーションを取って、知見を貯めていきたいと考えています。

エンジニア採用情報はこちら

あなたの今後のキャリア設計やナイルのエンジニアの仕事についてお話しませんか?