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未経験でコンサル転職は難しい?事業会社とクライアントワークの経験者に聞く

Web領域で就職・転職を検討している方の中には、「自社サービスを持っている事業会社に行くか、コンサルティングや受託などクライアントワークをしている会社に行くか」で迷ったり「コンサルタントって興味があるけど転職の難易度が高そう…」と不安になる方もいるのではないでしょうか。今回は、事業会社とクライアントワークのどちらも経験した2人の中途社員にお話を聞きました。
 

飯野 佐知子さん


2018年1月にデジタルマーケティング事業部のWebアナリストとして入社。これまではWebサイトの制作、ディレクション、アクセス解析などを中心に、事業会社、クライアントワーク含め幅広く経験している。前職は大手飲食店検索サイトでA/Bテストなどを担当。

福澤 勝之さん


2018年7月入社。大手電機メーカーでのWebサービスの企画・運営から始まりWeb関連業務を幅広く経験。ソーシャルゲームや比較サイトの立ち上げ、運営などに関わった後に、クライアント企業のWebサイト制作のプロジェクトマネジメントやディレクションを経験し、ナイルに入社。現職は新設されたプロジェクトマネジメントチームに所属している。

事業会社とクライアントワーク、それぞれの環境

―― 今回のテーマは「事業会社とクライアントワーク」です。お二人とも、これまでのキャリアではどちらも経験されていますよね。それぞれの違いや現時点で「合っている」と思う点を教えてください。

福澤: 私はクライアントワークの方が合っていると思っています。これまでの経験から、一定規模の事業会社では業務が縦割りになっていて、自分が担当する仕事の範囲が限定されているという印象があります。もちろん企業にもよるとは思うのですが…。その範囲にとらわれずに新たな挑戦がしたいと思った時に動きにくいんですよね。自分はまだ安定したいとは思っていないので、自社の枠組みに縛られずに挑戦ができるクライアントワークの方が向いているなと思っています。

飯野: 私も同じですね。今はクライアントサービスのアクセス解析などが業務の中心なのですが、事業会社にいた時は1つのデータや事例しか見られませんでした。コンサルタントとして多くの企業に関われればその分だけたくさんのデータにも出会えます。経験の幅が広がりスキルアップにもつながるので今の自分にはクライアントワークが合っていると思います。

―― では逆に、事業会社が合うのはどんな人だと思いますか?

飯野: ひとつのことに対してまっすぐ向き合いたい人、それから自分のやりたいこととそのサービスが同じ方向を向いている人、ではないでしょうか。

福澤: ただクライアントワークの企業でも、規模の大きい会社だと分業していることも多いので、一概には言えないですよね。ナイルは「営業」「PM」「ディレクター」「アナリスト」のように多少の分業は進んでいますが、自分の職種に関係なく幅広く挑戦できる環境だと感じています。

「コンサルタント」という言葉のハードル

―― ナイルのデジタルマーケティング事業部はクライアントワークの中でも代理店や受託ではなく、コンサルティングという形を取っています。「コンサルタント」と言うと転職のハードルを感じる方も多いのですが、その辺りはどうでしょう?

飯野: ナイルの「コンサルタント」って、クライアント企業だけでなく、そこに関わる制作会社や広告代理店ともパートナーで関わっていて。結局のところディレクションをしているんですよね。一般的には上から目線でアドバイスするように思われがちですが、ナイルではクライアントとはあくまでも対等という意識があります。よくイメージされる「コンサルタント」とはちょっと違うかもしれません。

その上で、ディレクターは誰かと誰かをつなぐ仕事なんですよね。マーケティングのスキルや知識はあるに越したことはないですが、それよりもビジネスパートナーとして、相手の気持ちを汲み取ったコミュニケーションができることの方が重要だと思っています。

―― コンサルタントを経て自社サービスのマーケターになる、というケースはよくあるかなと思います。逆に事業会社を経験してからコンサルタントになって、気づいたことはありますか?

福澤: 入社してみて思ったのは、クライアント企業のWeb担当者さんの気持ちがイメージしやすいということです。コンサルタントは相手の立場に立つことが重要なのに「クライアントが理解できないようなカタカナ用語を並べて悦に入る」みたいなのってコンサルあるあるじゃないですか(笑)。
事業会社を経験したことで、相手が置かれている社内の状況や困っていることを想像して、より踏み込んだ提案ができるようになりました。これは事業会社を経験している人は強みになると思います。私自身も、この辺りの考え方を社内でもっと啓蒙していきたいですね。

飯野: たしかに、私も過去にプロジェクトマネジメントを経験してきて、「ステークホルダーをどう動かすか」というのを常々考えてきました。その経験から現職でも「SEOの相談でお問い合わせが来たけど、実はこっちの方が困っているんじゃないか?」ということに気づけるんですよね。より本質的なコンサルティングにつながっていると思っています。

幅広い経験を活かして、ナイルでのびのびと次の挑戦を仕掛ける

―― では最後にナイルについてお話を聞かせてください。入社前後で何かギャップはありましたか?

飯野: 選考段階からナイルの魅力として思っていたのは、若い人が多いなということです。年齢関係なく上に上がっていける環境は魅力的でした。でも入ってみたらちょうど中途社員が増えているタイミングだったようで、40歳前後のベテランの方も在籍していたのが意外でした(笑)。でもみんな「ここなら自分のやりやすいようにやっていいでしょう」という大人な雰囲気があり、それぞれが自由に事業部に関わっているような感じでやりやすいですけどね。やることが変に限定されないので「これはやるべき」と思ったことは挑戦できるというか。

―― 入ってみて、やりにくいことなどはありましたか?

福澤: 情報の整理があまりされていないことでしょうか。仕事は比較的属人的ですし、蓄積する文化があまりないので先人たちがしてきたことがどんどん流れてしまうのです。ノウハウが溜まっていけばみんな仕事がもっと楽になるんだろうなと。この点は前職でのやり方も上手く取り入れていきたいですね。

―― これまでの経験を活かして今後していきたいことはありますか?

福澤: ナイルは「SEO会社」という従来のイメージからすると、コンテンツや分析などサービスの幅が広がっていますよね。でもまだSEOが主軸になっているのも事実。強みがあるのはいいことですが、入社する前からむしろSEO以外のことをやっていきたいと思っていました。色々な業界の経験もありますし事業会社側の事情も分かるので、それを活かしてサービスを広げていきたいですね。

飯野: 今の事業部は「組織や事業としてこうありたい」という理想像のようなものは抱えていても、全てが上手く行っているわけではありません。その原因を考えながら、自分が価値提供できることはどんどん社内に働きかけをしたいと考えています。今の組織に何が必要なのかって、外のやり方を知っている私たちだからこそ見えるものもあるはずですからね。入社して最初の数ヵ月は研修なども多かったので大人しくして様子を見ていましたが、慣れてきたのでそろそろ色々仕掛けて行こうと思います!

―― お二人とも、ありがとうございました!
ナイルはクライアントワークの事業も自社サービス(Applivマイカー賃貸カルモ)もどちらも持っているのがユニークなところです。普段は各事業部が仕事面で協力をし合うことは少ないですが、せっかくの環境を活かしてさらに発展的な挑戦ができたら、と強く感じました。

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